2010/08/05

夏休み後半、いよいよ

 七月は、革命記念日の連休もとらずに仕事をしていたJPだったが、八月にはいよいよ休みを取った。わたしが剣道合宿に行っている間に大工さんが来て、屋根裏部屋の工事もずいぶん進んだので、自分でやれることは自分でやるんだと言って、屋根裏でトンカチを使っている。
おかげさまで、腰は何ごともなく、健康に日曜大工もこなす、今日この頃のJPである。

 明日からちょっと四泊いつかの旅行をするので、冷蔵庫にあるものを食べ尽くした。ゴミも出した。ボボのお散歩をして、餌もあげてくれるヘルパーさんにも、すでに前金を払った。ノエミの金魚(サビーヌという名前)は夏休みに入ってすぐの猛暑のある日、急に死んだので、魚の餌やりと水換えを心配しないですむのは、ちょっと助かる。水着とピクニック用品も準備したが、この数日の予報は雨らしい。

 久しぶりの家族旅行なので(ノエミはいないけど)ドキドキしていて、眠れない。じつは、日本から翻訳の仕事も来ていたので、さっきまでやっていたところ。眠れないからちょうどよかった。

 フランスのラジオで日本の話題が語られることは滅多にないが、先日日本は猛暑で死者続発なる報道を耳にしたので、今日は母に電話した。

 マンゴーを売るアルバイトをしているらしい。うちの母は、仕事の話をするときは、とても元気だ。猛暑なんだったら身体にこたえるんじゃないかと思って、心配もするのだが、人と関わったり、売り上げアップの策を練ったり、友達と出かけたり、、、まあ元気そう。
「ミイラで発見されたら、娘のわたしたちが後ろ指を指されるんだから、黙って一人でミイラになったらダメだよ」などと言って二人大笑いする。

 隣のお兄ちゃんやシュンイチにーちゃんが薮の草を刈ってくれただの、ヨシミおじちゃんたちがそうめんのセットやらいろんな食べ物を置いて行ってくれただの、美恵子ねーちゃんやその他大勢が、珍しい食べ物を持ってきてくれただの、「アンタが家庭を犠牲にして剣道の合宿に行ってたことぐらい知っているよ」というような対応を聞くと(言わないけど)、それはサダユキにーちゃんがわたしのブログコピーをせっせと運んでくれているからなんだなあとわかる。小学校や中学校の友達とスポーツをしたり、旅行に行ったりもしているらしい。みなさんのおかげで、「ひとり淋しくミイラになってる母」は想像に難い。それに、この人が家から一歩も出なくなったら、とりあえず誰かが気づいてくれるはず。それはわたしではないだろう。
 みなさんよろしくお願いいたします。


 「今日はマンゴーを5万円分も売ったよ」と自慢していたので、
「それで、日当はどのくらいもらえるの?」と訊けば、
「へ〜、そんなの訊いてないよ。もらえるんでしょうね?」
などとわたしに訊かれても困る。大丈夫かな〜。
「でも、帰りにマンゴーもらえるし。」って、アンタ。。。マンゴーとそうめんで生きていけるのか。

 じつは、この前ミーさんに呼ばれて、仕事しに行った。そして、「今日書いてもらう手紙に、いくら払えばいいですか?」とミーさんに訊かれて、「マカロンください」と言ったわたしは、じつに母そっくり。

 お盆には中学の同窓会もある。父の法要もある。でも、今年の夏も帰れなかった。暑い夏に一日中働いている母には申し訳ないけれども、さて、わたしは家族旅行に出かけるのだ。お土産と絵はがき待っててね〜〜。
母にいつかフランスの涼しい夏も体験してもらいたいもの。

 ノエミはローマ旅行中。出発以来、連絡途絶える。大丈夫かな〜。
かわいい子なので旅をさせてる。わたしはいつも旅をさせてもらっていた。(今でも旅をし続けている〜〜)

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