2009/12/21

復活の日

 JPが仕事に復帰した。
18日から学校はクリスマス休暇に入り、それにあわせて休暇を取る大人も多いので、事務所には人なんか居ないんじゃないかと思う。JPは、朝《キネ》に行って、マッサージや体操をしてから仕事に向かった。数日前に義母から電話があり、
「JPは遠くまで歩いちゃ行けないんだから、駅まで車で送るんでしょ?」
と、当然のように聞かれたのだが、
「そんなこと提案もできない。歩いて行くに決まってる」
と、当然のように答えた。JPは、誰かに世話になるということが大嫌いだし、弱音を吐いたり、泣き言を言ったりすることは嫌いだし、少々どこか具合が悪いところがあっても、あんまり《痛い》とか、《心配》とか、そういう感情のない人間なので、
「寒いから車で送ってあげようか」などと言った日にゃ〜、
「きみはおれの母親じゃない」
と、当然のことを当然のように言われる。

 歩いて出て行った。医者にできるだけ歩くようにと言われているんだから、そうした方がいいのだ。
ただし、医者には「20分以上続けて椅子に座って仕事をしてはいけない」と言われていたのに、2ヶ月も仕事を休んでいた彼の机には仕事が山積みになっていたらしく、だから「一日中座っていた」らしいのだ。それはよくない。

 24日まで仕事をするんだそうだ。24日の夕方には両親と、パリの弟がやってくる。3人は24日の夜にはアルビのホテルに泊まるんだそうだ。うちにだって泊まるところはあるのに、うちのベッドは寝心地がよくないんだそうだ。一応これでも遠慮しているのだ。シーツ洗ったり、お掃除したりしなきゃいけないので。でも、土曜日からうちには食器洗い機があるので、らくちん。
 JPは、仕事の帰りに、クリスマスケーキを注文して来たらしい。らくちん、らくちん。

 うちから病人がいなくなったので、大掃除を始めた。台所の壁はがしもまた再開した。
子どもたちといっしょに要らないものをいろいろ整理している。でも、子どもたちは遠藤とダニエル両方の血を受け継いでいるので、何も捨てられない。朝から晩まで怒鳴っているのに、家の中は全然片付かない。
 子どもたちが見ていない間に、わたしはゴミ袋を二つ作った。はっはっは。

去年の秋に家族で帰った時に、子どもたちといっしょに持ち帰ったドングリを、従兄が育ててくれていた。
《みのりのドングリ》
の写真が届いた。実家の前の小さな畑にドングリの木を植え替えてくれたそうだ。
どこにあるか、わかるかな?(わたしにはわかるよん)

Aucun commentaire: