2009/07/07

アトランティス


         ノエミ〜〜!端っこはやめろと言ったろ〜が!



         とりあえず、着水〜〜

 アルビにあるアトランティスというプールに行った。
夏休みにプールや海岸に行くのは嫌い。
日光も、日焼け止めクリームも嫌い。
サングラスも水着も似合わない。
でも、友だちが誘ってくれ、その友だちは入場料を払うと言い、それをきいて子供たちはすでに歓声をあげており、わたしが「い〜や行かない」と言ったらテンションは下がるうえに、友情にもひびが入るなあと思ったので、一年間ずっと断り続けて来たアトランティスだったが、行くことにした。

 そこは、想像通り《芋の洗い場》と化していた。
わたしは壊れた筋肉を癒す注射を肩にうったばっかりだったので、やけに不機嫌だったのだが、とりあえず子供たちは泳げるし、走って転んで病院にも行ったことがあるうちのこたちはプールでは走らない。監視の人たちもたくさんいて、かなり厳しいようだったので、お任せすることにして、わたしはかってに友だちの下の子を遊ばせる小さなプールで、お風呂みたいに胸あたりまで浸かって、そこに座り込んだ。たまに、泡が吹き出るジャグジーのプールに行って、マッサージを楽しみ、恋人たちがいちゃいちゃ始めるまで、泡のプールでうとうとした。

 滑り台は二度としないと決めていたのに、誘惑と欲望のおもむくまま、ついつい室内のトンネル型滑り台を体験してしまった。
いっや〜死ぬかと思った。
 屋外の滑り台は、見ただけでめまいがした。
ゾエとノエミは30回ぐらい。。。滑ってはのぼりを繰り返していた。
ゾエには「どーか、お願いだから、滑り台の両端はやめなさい」と頼んだ。子供たちが滑り落ちるたびに、両端からつるんと外に放り出されるんじゃなかろうかと思って、ヒヤヒヤした。

 誰も放り出されず、誰も骨折せず、水着のお尻も破れることなく。。。五体満足で帰って来た。
ずいぶん楽しかったらしく「また行こう。また行こう」コールが連呼している。
行かなきゃよかったヨ。あ〜あ



 

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