2006/09/17

矢の如し

 先週は31度だったのに、本日は日中16度だった。寒い。

ここのところやけに忙しかったので、さあ、まとめて日記でも書こうと思ったが、時計を見たらもう2時だ。

新学期だったので忙しかったのだ。
9月4日 新しい学年度始まる。ノエミ仲良しの子といっしょになれて幸せそう。ゾエは全部で24人の大きい組に6人だけ入れられてしまった《中ぐらい組み》の一人。前のクラスから顔見知りは2人セシルとイネスのみ。どちらとも仲良しなのでよかった。イネスは教室の入り口で大泣きして、お母さんが困っていた。
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9月5日 前日人が多すぎて支払えなかった、給食の費用を払うために、再び市役所へ。給食代金は親の納税状況によって異なるので、納税を証明する書類を持って行かなければならなかった。そーんなことすっかり忘れていたので、手ぶらで行ってしまった。「ご主人様の税金は?」と訊かれたがJPの給料がいくらかも知らないのに、税金払っているかどうかも知る由もなし。出直してください、と言われた。

9月6日 野菜を購入している農場で、月一回のピクニックがある日。ベジタリアンな人たちのために、野菜だけのちらし寿司を作って準備した。夕方からアントワンくんを預かっていたが、モーガンが遅刻したために、ピクニックに出掛ける時間を過ぎてしまった。仕方ないから、私とノエミだけで農場に野菜を取りに行く。

9月7日 商工会議所での、新学期会議
来週一日体験日というのがあるので、その話し合い。新しい中国語の先生が加わっていた。
英語、スペイン語は顔見知り。イタリア語やロシア語は数年前から交代。アラブ語の先生とは顔見知り。わたしは一番古株。(そして一番よいお給料をもらっている。。。だろうかねえ)
子どもたちは学校の食堂に行かせる。ゾエは大喜び。ノエミは不機嫌。

9月8日 午前中の早い時間に、JPの両親到着。3人で朝市へ。両親も買い物に参加。義父が荷物を持ってくれた。夜、義母の65歳の誕生日をとりおこなう。
ノエミは木箱に金色のペンキを塗り、おはじきやビーズ、ボタンなどで飾ったきらびやかな宝石箱をプレゼント。JPは竹で作った洗濯物干をプレゼント。木製の洗濯バサミがぶら下がっている。
あまりにも美しい洗濯物干なので、義母はシャンデリアのようにお部屋に飾ると言っている。
 この人にしては上出来な褒め言葉であった。

9月9日 ノエミ、友達のお誕生会に招待されている。前に住んでいたところの友達で、かなり遠い。仕方ないので、義父母とわたしたちは、ノエミを送って行ったついでに、そのそばのレストランで食事することになった。その近辺を散策。パステル博物館に行って、パステルと呼ばれる《藍》のような染料についての講義を聴いた。面白かった。

9月10日 近所で行なわれていた、ローカルな蚤の市に行った。昔小学校で使われていた、木と鉄でできた小さな机が出ていた。机の表面にインクつぼをはめ込む穴のついた、机の部分とイスの部分がくっついてセットになっているものだ。15ユーロとは安い。その村の学校に寄付されるそうだ。欲しかったのだが、車に積めないし、家のどこに置こうかということになって、結局買わなかった。わたしは正時ごとに12羽の異なる鳥の声で時を刻む時計というのを1ユーロで買った。電池式のちゃちなもの。それに正時の五分前に鳴るし、7.8.16時以外の鳥は啼かない。

 義父母が帰る直前になって、ノエミのわがままから、嫁と姑の争いとなった。いつものことながらわたしがキレて、姑を追い出すわけにも参らず、嫁のわたしが自宅を飛び出した。夕方遅くなって、義父母がナルボンヌに帰ったころに、わたしものんびり帰宅した。

矢のように過ぎ去った一週間。丸く終わらずツンツンで、こりゃあいかん。
 不平の大地に花が散る。。。。

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