2008/07/18

夏休み




 ノエミのキャンプが17日で終了。ゾエは19日に大親友のアントワヌくんのお誕生日に招待されている。
そろそろ子どもたちを迎えに行かねばならない。

 16日にナルボンヌに行き、一泊して、17日はゾエと一緒にノエミを迎えに行くことになった。

カーモーからナルボンヌまでは、田舎道を走って2時間半ぐらい。
ナルボンヌからトゥールーズまでは、高速を使って2時間ぐらい。
トゥールーズからカーモーまでは、高速を使って1時間半ぐらい。

 トゥールーズ市街で、運転する勇気もないし、トゥールーズ・マタビオー駅周辺で駐車場を見つける自信もないし、路上の縦列駐車をするようなテクニックもないので、郊外の地下鉄駅に車を停めて、ゾエと地下鉄で駅に向かった。
 道に迷ったり、渋滞に巻き込まれたりすることを予想して、義父母のうちを9時前には出て来たので、11時前には駅についてしまった。ノエミがボルドーから帰って来るのは、13時頃。

 ゾエと駅を探検する。ゾエはエスカレーターとエレベーターに乗りたくてしょうがないのだ。自動販売機というものも、カーモーではお目にかかれないので、わくわくしている。地下鉄のチケットは行きと帰りで合計5枚買えばいいのだが、いっぺんに買わず、5回に分けて買った。しかも、いちいち領収書を頼んだので、手元に10枚のカードみたいなチケットが手に入った。大事にバッグに片付けた。
 ジュースも、キヨスクで絵はがきと一緒に買えばいいものを、わざわざ遠くの自動販売まで行って、わたしのと、ゾエのと別々に買った。そのたびに、わざわざエスカレーターを降りて昇った。
 
 ちょっと疲れたので、ホームでひと休み。
駅の構内のベンチでは、大きな荷物をもっと人で溢れているので、わざわざ新幹線が来ては去るホームに出て、電車が来ては去るたびにホームを換え、旅行者のような顔をしてベンチに腰掛けた。
 一番ホームは大きな建物を出てすぐにあり、建物にくっついている広いホーム。そこにはスズメとハトが集まっている。ゾエは、3歳ぐらいの男の子と2人で、お菓子のクズを飛ばしてはハトを集め、ハトが集まると追い払うという遊びを考えた。お菓子のクズは、遠くに投げていたのを、少しずつ近づいた場所に落としてみた。ハトたちは、だんだん近くにやってくる。ついにわたしの足元までやって来た。
 隣に座っていたおばさんが、「そのうちフンを引っ掛けられるわよ」と言って笑っていた。

 ノエミの新幹線は20分遅れて到着。予定では5号車に乗っているはずだったのに、降りて来なくて、迎えに来ていたほかの子のお母さんと一緒に、ずいぶん焦ってしまった。すると、トゥールーズから乗った4人の子どもたちは、3号車から降りて来た。真っ黒に日焼けしていた。

 ひと駅だけ、無人のメトロの最前部に立って運転手の真似をし、ゾエの運転で車を置いた駅まで戻って来た。

トゥールーズからカーモーに向かう高速道路は、海に向かう高速道路よりも空いていた。
ひまわりがきれいに咲き乱れていて、夏休み気分を盛り上げた。

 

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