2008/03/25

2月16日 めいっぱい遊ぶ

 午前中に、お墓参りと納骨堂参りをする。そのつど、いちおう「タクちゃんのお父さんが元気になりましたので、ありがとうございます」と、前もってお礼を言っておいたので、きっと元気になるだろう。

 お寺から帰って来る途中で、駅伝をやっていて、従兄が街頭で応援していた。車の中から手を振っても気づいてもらえなかったので、ちょっと先で降ろしてもらって、従兄がやってるお店に行ってみた。私たちは子どもたちの話をし、入院しているおばちゃんの話をし、そして、従兄がやっているNPO法人の《縄文の森をつくろう会》の話から、《てんちの杜》の話を聴いた。
《てんちの杜》というのは、揖宿神社の裏にあるらしい。揖宿神社は母校指宿高校の隣なので、ぜひ見に行ってみようと思った。

 お昼ごはんは、リッキーとそうめん流しに行こうねと、ずっと前から約束していた。ただし、約束したのは夏だったので、まさかこんな寒い冬に、そうめん流しもないだろうと、みんなにびっくりされていた。しかもリッキーが「シケタを呼ぼう。エンドーさんは誰を呼ぶ?」と言うので、「ええ〜2人っきりじゃないのお〜?シケタを呼んだら、女の友だちはみんな遠慮するかも」などと失礼なギャグを飛ばしつつ、ラルとフミを確保した。困った時のラル・フミだのみ。

 真冬にそうめん流しなんて、考えただけでも寒いと思っていたけど、寒い冬でも営業できるように、ちゃんと冬用の食堂があった。レストランの下を清水が流れているので、底冷えするのだが、ちゃんとストーブが炊いてあった。話が弾んで、とっても楽しいお昼だった。

 このあと、長崎鼻でお土産屋さんをしているタダムネくんちに、遊びに行くことにした。わたしはここで、いろんなお土産を買った。ここでしか売られていない、秘蔵の焼酎というのがあって、みんながおいしいと言っていたのだが、なにせ一升瓶サイズしかないというので、お土産に買うことはできなかった。スーツケースに入らないよ。
 タダムネくんに「また来るね〜」と言ってるところに、タダムネくんの携帯が鳴って、それは知らない番号だったらしいのだが、なんと、ひっさしぶりの久しぶりに電話を掛けてきたという、脇田クンだった。大阪のデパートまで、わざわざ会いに来てくれた、あの脇田クンだった。みんなで「信じられ〜ん、このタイミングう〜〜」と叫んでいた。

 みんなとはここでいったんお別れして、わたしはフミに送ってもらうことになった。途中で思い出して、《てんちの杜》を見に行こうよと誘ってみた。見知っている神社のカラフルな境内。その裏に、造成中の土地。敷地の入り口に、しめ縄を巻かれた大きな木があって、フミといっしょに感動とともに見上げた。

 懐かしの揖宿神社のサイトご紹介。あの揖宿神社に、こんなすごいお宝があったとは、知らなかった。インターネットでお守りが通販できるとは、なかなかやるなあ〜。学生の時にテニス部の女子たちが赤い袴を履いて《巫女》のバイトをやっていた、懐かしのお守り売り場は閉まっていて買えなかったので、こんどインターネットで取り寄せてみよう。
http://www.ibusukijinsha.com/

 ここでもちゃんと「タクちゃんのお父さんが、すっかり元気になりましたので、ありがとう」と、ちゃんとお賽銭を上げて、前もってのお礼を言った。厄払いの、つもり。

 そうめん流しに行ったとき、シケタくんにお正月の厄年同窓会の写真をもらった。そういえば、中学同級生の男子たちが、一堂に会して、厄払いをしたのもこの神社だった。みんなスーツを着ていて、お賽銭箱の前に立っている写真だった。半分以上は、名前もわからなかった。従兄に写真を見せたら、その中の何人かは、市や県の役員として活躍しているし、商工会や、PTAでもがんばっているし、スポーツのクラブでいっしょになったり、飲み会で会ったりするそうだ。みんなちゃんと社会人やっているんだなあ〜、へえ〜と思った。

《てんちの杜》の公式サイト。写真がないのが残念。
できたばかりの川に、オタマジャクシが泳いでいた。一ヶ月経った今ごろは、ツマベニ蝶が飛んでいるかもしれない。
http://tenchi.at.webry.info/

そして、従兄が参加している《縄文の森をつくろう会》のサイト。
http://www.synapse.ne.jp/jomon-mori/index3.html

指宿でも、いろんな活動をやっているんだなあ〜と頼もしく思う。

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