2008/01/05

新年の話題

CNNのニュースから一部抜粋

 フランスでは1月1日から、バー、ディスコ、レストランなどの飲食店でも全面的な禁煙に踏み切った。2007年の2月からすでに、健康への煙害などを理由に職場、学校、空港や病院で既に実施されている。カフェなどでは設置した換気装置付設の喫煙室ではタバコを吸ってもいいことになっている。2007年はそういったカフェなどの喫煙席設備への投資・作業に各方面からの協力が行われていた。

 世界保健機関(WHO)によると、フランス総人口の約6千万人のうち約1350万人が喫煙者だそうだ。シラク政府が煙害などの死因について注意を促すとともに、職場などの禁煙政策を推し進めてきた。

 美食の国・フランスでは食事や飲み物の後の一服を楽しむ国民が多く、禁煙政策には批判も根強かったのだろう。でも、数年間翻訳を請け負っていたパリのホテルリッツでは、数年前から「タバコや葉巻は喫煙席で」とメニューに書かれていた。収益減少を恐れるたばこ販売店組合などはストも起こしているし、ベルギーなどの国境そばのカフェでは、国境を越えて煙草を買いにいくついでに、ベルギーのカフェで煙草を思う存分吸ってくるという人も多いそうだ。
 カフェの外ではタバコを吸ってもいいってことは、テラスで食事しようと思ってもタバコを吸いたい人で溢れているから、室内で食事するしかなくなってしまうのかな?今は冬だから「喫煙者追い出し」でほくそ笑んでいても、春になったら喫煙者が街に繰り出すんだろうか?

 1日は実際には「大目に見る」とのことで、宴会などの場まで出掛けていって、罰金を要求するようなことはなかったらしい。実質的には2日以降がいよいよ本格的に処罰など本格化されたとのこと。罰金もじゃんじゃん支払われはじめているようで。
 

 

3 commentaires:

yumeko a dit…

NOUMEAで行なわれているATP国際テニストーナメントの観戦中、たばこの煙で鼻が痛いと思って、後ろを振り向くと(ついでに睨みながら)喫煙者は5mも後ろにいた!!
無風状態とはいえ、煙はずいぶん遠くまで害を及ぼすに違いない。
 食事の後の一服はおいしいだろうけれど、まだ食事中の他のお客さんにはかなり迷惑!
 禁煙万歳!!

minori a dit…
Ce commentaire a été supprimé par l'auteur.
minori a dit…

わたしもクリスマスに行った海岸で、「煙臭くて吐きそう」と思って振り返ったら、冬の海岸に来ていたのは、見渡す限りダニエルさんちの4人と、50メートル先でイチャイチャしていたカップルのみ。煙の犯人は一発で目撃されましたが、海岸には「禁煙」の看板も、「喫煙席」もないので、涙を呑むしかなかったです。タバコ吸ってる彼女とキスして、おいしいんでしょーか?考えただけで吐きそう。。。