2007/12/18

成績についての話し合い

 1学期が終わったので、成績や学校生活について、個人面談が行われた。

17時ーSVT Sciences Vie et Terre 生物学。。。みたいなもん。「ノエミおしゃべりを控えて」という注意。tres bon

17時5分ー地理。学級担任。学校の建物も知らないのに、1番目の先生と2番目の間に5分しかないというのは、なんてことだ。。。先生との約束を取り付けたノエミを恨みつつ、校内を走る。Excellente

17時15分ーフランス語・オキシタン。えこひいきをする先生。が、ノエミは好かれているらしい。「こんな子だったらクラスに50人居ても平気」と褒められる。「ところで木曜日の引率頼みますよ」と頼まれる。わたしも好かれているらしいが、褒められすぎて気持ち悪い。

17時25分ー数学。先生の前に座った途端に「何も言うことない」と言われる。が、構内走り回ってるわたしはちょっと座り込みたい。字が汚くても、まあ、読めれば許すそうだ。TB(トレビアン=とても良いという意味)ノエミの大好きな先生。わたしは数学が苦手だから、数学の宿題は全然見てあげられない、と言ったら、「ノエミは一人で大丈夫」と言われてしまった。だろうな。数学は「血」には関係ないんですね、と先生に言われた。

17時35分ー体育。「ノエミ、いい子だけど、バレーボールがどうもねえ」ほら来たね。ノエミの平均点を下げている教科。体育は「血」に関係あるのだ。「転びませんか?脚がひん曲がってるので」と訊いたが、先生はノエミの脚に気づいていなかった。どこに目を付けてるんだろう?

18時5分ー美術。暗くて一番ぼろい校舎に人影はなく、先生はだれも待っていない様子で暗がりに座っていた。じつはこの先生に会いたいと思っていた。ノエミが書いた大きな瞳に、最高点をつけてくれた先生だ。いろんな世間話をして、ノエミの内面や、わたしの心の奥深くにあるものを、いろいろと読まれていた。さすがは芸術家だ。フランス語や数学の先生にどんなに褒められても、ちっともうれしくなかったのだが、美術の先生に「この子はまだまだ魅力を隠している。まだまだこれから花咲きますよ。」と言われたからには、安心だ。バランスの取れた、素直でいい子なんだそうだ。お母さんも、今まで通りでいいと言われた。

18時10分ースペイン語。ちょいミスが多い。熱心で、情熱を持って勉強しているのに、テストになると読み忘れや、書き漏れが多い。本当に実力が点数に現れていない、とのこと。

18時35分ーテクノロジー。パソコンとか科学みたいなことをやっているらしい。ほめちぎり。トレビアン

 どの先生も、ノエミを褒める。どこに行っても、他人には褒められる子だ。昔から。「何も言うことない」と言われるのには、すっかり慣れた。「お母さんはもっとこうした方がいいですよ」と言ってもらいたいんだけど、みんな「今のままでよろしい」と言う。
 
 今のままーーーガミガミ怒鳴る。しつこく愚痴る。うるさく言って無理やりやらせる。口答えをすると容赦しない。ナイガシロにされてるぞと思うと、つい攻撃してしまう。エラそーなことを言われたなと思うと、あげ脚を取る。鼻をくじくチャンスを狙っている。宿題などは勝手にやっていただく。わたしは恐ろしい母だなあ。

 来年の目標ーーー穏やかな人間になる。娘に優しくしてあげる。

 さて、クリスマス休暇目前。24時間態勢で家人と接するかーと思うと、ちょっと恐ろしい。感謝の心を忘れずにやろうっと。
なんで身内にはこんなにたやすくキレるんだろう。あ〜ア

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