2007/09/30

9月も終わります

 気づいたら、9月の最後の日。あっという間だったなあ〜。

 フランスに戻って来たのが8日の土曜日だった。その週から子どもたちの新学期が始まってしまっていて、中学に上がってしまったノエミの授業のリズムや、カバンの重さ(丸一日分が10キロ近くになる!)や、宿題の多さと難しさに戸惑った。日本の大学のように教室を移動するのは生徒の方で、毎週始業時間と終業時間、お昼休みの時間も変わる。わたしたちはしばしパニック状態だった。

 帰って来たばかりだが、日本からのお客様の接待が続く。
 うちの子どもたちはブーブー言ってる。せっかく帰ってきた母親はまた朝から晩まで出歩いていて、そのうえ夜にはレストランでお食事しているのに、自分たちは簡単なものを食べさせられる。夜に絵本を読んでほしいのに、宿題を見てもらいたいのに。。。とぼやいていた。かわいそうに。
 昼間にお客様のお相手をするので、学校の食堂で食べさせ、学校のあとは託児所で過ごさせたりもした。この辺で、「外で働くバリバリの母」でいることに、精神的について行けなくなってきた。1年のほんの数日間とはいえ、「自分を必要としてくれている人は、まずここにいるんだから」と思ったら、家庭が基本であることを実感した。

 9月の3週目は、いよいよ活動開始。
 幼稚園の会議、中学校の会議、幼稚園の催しの引率。音楽学校の会議。音楽学校、自分のためのレッスン。ヴァイオリンの修理。ノエミのヴァイオリンのレッスン。ノエミのソルフェージュのレッスン。宿題。学校の送り迎え。家事一般ちゃんと前の通り。子どもの服を買いに行く。医者に連れて行く。いろんな支払い。郵便局へ。市役所へ。ボボの世話。家の改修工事の続き。書類の整理。仕事の面接。
朝市。スーパー。子どもたちとお散歩。いろんな人に電話。いろんな人から電話。メールへの返信。《フランスだより》を書く。ひたすら書く。いろんな物を読む。翻訳・推敲完了、そして納品。挿絵画家決定につき資料集め。図書館通い。などなどなど。

 9月の最終週は、フランスで一日中気温が上がらず10度前後の日が続く。
 そんな中、柔道の見学会、子どもの童話読み聴かせ会へ。
会計士に会うためトゥールーズへ。高速道路がトゥールーズ入口の料金所に降りるところで、ピレネー山脈がきれいに見える。
ピレネーの山々に雪が積もっているのが見えた。
 帰宅後、ついにノックダウン。
JPが、ついに、暖房をつけた。
9月に暖房をオンにしたのは、初めて。フランスには今年は夏らしい夏もなかった。わたしは一昨年買ったワンピースも、去年のソルドで買ったワンピースも、着てない。家は湿っぽいまま、秋を迎えてしまった。この冬を越せるのか。。。と考えただけで心配だ。ただし、去年から今年にかけての冬は、あまり寒くはなかった。
 
 地球はおかしいながらも、やっぱり周り続ける。
さあ、明日から10月。

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