2007/07/02

2007年6月の終わりに描いた牧場の絵



 ゾエは日曜日の午後、おじいちゃん・おばあちゃんとおじちゃんに連れられて、ナルボンヌに行ってしまった。
ノエミの頃には5歳頃まで、人に子どもを預けることなんかできなかった。はじめて2週間ぐらい預けた時には、わたしも子どもも泣いていた。夜になると電話を掛け合っていた。
 ゾエはけっこう平気だ。
去年も一昨年も、ずいぶん長い時間を、ナルボンヌで過ごしている。
去年も一昨年もノエミが乗馬キャンプに行ったので、ゾエは一人で過ごした。
今年はノエミは中学校の体験入学があるので、7月中にはお休みはなし。ゾエが出て行ってからは「退屈だ。ゾエがいなくて寂しい」と、そればかり言っている。毎日けんかしてるのに。

 ああ、それにしても、ひとりっ子の女の子の家庭というのは、こんなに平和なものなんだろうか。
キーキーいう女たちがいないので、父と母のストレスも溜まらない。少々のことでは腹も立たない。家の中に物音がない。

 学校もあと残すところ二日となり、しんとしている。教職員も、子どもたちと同時に夏休みに入り、翌日には一切学校には出て来ないので、教室の片付けなどを子どもたちにやらせて、残った時間はゲームなどをやっている。

 ゾエが急にバカンス入りしたので、幼稚園に出て行って、引き取るものをもらって来た。一年間に勉強したノートや、部屋履きなど。
ずいぶんいろんなことを勉強したものだ。来年度もまた同じ先生が受け持ってくださるというので、親も子もとても喜んでいる。
 ゾエの大好きなエリオットは、飛び級して来年度はいきなり小学校に行ってしまうので、ちょっと寂しがっているけれども。

6月に描いた絵と、去年の新学期に描いた絵を較べるだけで、成長したんだなあ。。。と思う。

 ほんとうにほんとうに夏休みだ。

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