2007/02/05

Loto de l'ecole 新年ロト会

1月21日

 例年通り、学校のロト会があった。
PTA主催、母親の会有志たちの万全な準備のもと、市の建物を借りて行われる。クリスマス休暇の前にロトくじ前売り券が発行されていて、子供たちは親戚や祖父母、ご近所の人たちにチケットを売り歩いた。
 わたしはPTAの役員もやっているので、ロト準備の会合にも出て行ったし、当日の机並べや商品の振り分けも手伝った。

ロトというのは、子供も大好きだ。
 大きな丸いカゴの中に1番から99番までの番号の打たれたボールが入っている。そのカゴをぐるぐる回すと、やがて一個だけがぽろっと飛び出る特別な仕掛けになっている。マイクでその番号が読み上げられる。
 入り口で買ったカードには1から99までの数字のうち30個ぐらいの数字が、バラバラに並んでいる。同じカードは一枚も存在しない。自分のカードをじっと見て、マイクで読み上げられる番号をよく聴いていなければならない。もし読み上げられた番号が自分のカードにあったら、その番号の枠におはじきみたいなものを並べて行く。
 一列番号が並んだり、カード全部がおはじきで埋め尽くされたりしたら、「キーン」と叫んで手を挙げる。確認作業が行われたあと、用意された商品をもらうことが出来る。

 休憩時間には母親の会で用意した手作りのサンドイッチやお菓子が売られる。
入り口で販売されたろとカードや、休憩時間に売られた飲食物の収益金が、学校に寄付されるのだ。
今年は3600ユーロの収益となった。幼稚園と小学校に半分ずつ寄付される。

 先日スキー旅行の報告をもらったが、クリスマス前に子供たちと一緒に作って売った、クリスマス用品の収益が、スキー旅行の費用に充てられた旨、書いてあった。

 公立の学校ではお金が足りないので、自給自足している。
職員も設備も足りない。
現在全国で換算すると、一人の教師が48人の生徒を一人で受け持っているということになる。それなのに今後5500人の職員が削減される予定。
2月8日は全国で学校のストが行われる。

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