2007/01/25

Petit Bonhomme de neige 雪こだるま

Il a neige , aussi dans le Tarn. Mais elle n'a pas tenu .
Avec les filles, nous sommes allees faire un bonhomme de neige et une bataille de boules de neige.
Mais c'etait tres difficile d'en faire un gros, Noemie a fait un petit bebe bonhomme de neige.

 火曜日の午前中にカーモーでも雪が降った。アルビまで買い物に行っていたが、途中でものすごい吹雪になってしまい、帰れるかどうか不安になった。スーパーの入り口にあるバス停に、若い女の人がいて、吹きすさぶ雪に傘をさしてバスを待っていた。どこまで行くのか訊いたら、カーモーとは別方向だったけれども、吹雪の中に立たせておくのが忍びなく、町の中心にあるバスセンターまでは送り届けることにした。彼女はそこからバスを乗り換える予定だったが、そのバス停には屋根のついた待合所もあるし、乗り換えるバスは自宅の前に停まるということだったので。
 社会人になりたてのころ、わたしは自動車を持っておらず、ニューカレドニアに住んでいた五年半の間のほとんどを、ほぼ車なしで暮らした。友人たちがずいぶん助けてくれたけれども、炎天下や暴風雨の中を、毎日何キロも歩いた思い出の方が記憶に残っている。だからとんでもない場所をとぼとぼ歩いている人や、へんぴなところでバスを待っている人を見ると、車に乗りませんかと言ってしまう。後ろに子供を乗せたおばさんだから、女性でも安心して乗ってくれる。

 ちょっと遠回りだったけれども、道路にはまだ雪が積もる前に帰って来ることができた。ゾエが興奮している。二人で窓の外を見て過ごした。夜までにはあまり積もらなかったけれども、そのおかげでJPも無事に仕事から戻って来られた。

 水曜日の朝、子供たちは起こしもしないのに起きて、勝手に雨戸を開けて騒いでいた。でも、期待したほどは積もっておらず約5センチか?というところ。毎週水曜日は農場の野菜を取りに行く日だから、農場から野菜を預かってくれている女性の仕事場まで野菜を取りに行き、そのままジャン・ジョレス公園に直行した。
 水曜日で学校はお休みだったが、朝っぱらから雪遊びに来るような子供はいなかった。うちの子たちは二人で大騒ぎ。待ってるわたしが凍え始めるまで、雪合戦や、雪こだるま作りを楽しんだ。

 ひどいところでは大きな交通事故や、停電も起こっていたのだから、うちの辺りはちょっと降って楽しめて、めでたしだった。
その日は、取りに行ったばかりの野菜で作ったあつあつスープがおいしかった。

 木曜日の朝、ボボの散歩のついでに雪だるまを見に行ったら、地面の雪はすっかり溶けていた。ゾエが造った《お城》も崩壊していた。飾りに使った棒切れや、ドングリだけがその辺に転がっていて《夢の跡》って感じだった。
ノエミの雪だるまだけがぽつりと遊具の脇にまだ立っていて、朝日を浴びて輝いていた。

 

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