2006/11/03

我が家に向かって

 ベジエを過ぎてからは、高速を降りて、山道を行かねばならない。
ナルボンヌにいく時に通る道だから、よく知っているつもり。もうここまできたらもう少しという気がする。ひと山越える。
 
 食事したから、今度こそ子供たちは寝てくれると思っていたのに、ノエミはしゃべりまくり、わたしの居眠りを妨害した。
ノエミの声がだんだん小さくなって「寝ようかなー」と言い始めた頃に、今度はゾエが起きて、「ボンボンちょうだい」と言って騒ぎ、ノエミの睡眠を妨害した。

 ノエミにわたしにもボンボンちょうだいと言ったら、眠気が吹っ飛んだみたいで、自分も食べ始めた。暗がりでなに色のボンボンを手にしたのやらわからないので、口に入ったボンボンの味をあてる、というゲームができた。そのあと、トゥッシュ・パ・マ・プラネット(わたしの地球を壊さないで)という、今二人がはまっているCDの曲を、三人で大合唱した。CD一枚分ぐらいを、3回転ぐらい歌いまくったら、アルビまで来ていた。ゾエは再び眠りこけて、ノエミはしゃべりまくり、わたしの睡眠を妨害した。

 自宅前の路上でエンジンを切った時、23時50分を回っていた。
JPはとても心配して待っていたが、すぐに消えてしまう。
トランクの荷物を下ろすのは、今晩はやめにした。
ノエミが階段を這い上がって行く。
ゾエはわたしが抱えて、ベッドに運んだ。

昼間には地中海で水遊びをしていたというのに、カーモーの我が家には暖房が入っていて、一気に「バカンスの終わり」を感じた。ああ、帰って来てしまった。。。

 JPが食事もしないで待っていたというので、温めてくれたスープを二人ですすった。
とってもおいしかった。(ような気がする。半分寝ていたのだ、実は)

で?屋根裏部屋の工事は、終わったの?
「ぜんぜん。。。」
ま、いいっかー。

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