2006/10/22

キノコ狩り

 去年はJPに作らせた栗クリームだったが、今回は私が挑戦した。
先週の週末に拾った3キロの栗を一個一個むいて、そりゃあ大変だった。
だから今週また森に行こうと言われたけど、「栗はなしね」とお願いした。

 森へ

ボボは車に弱くて、数キロで吐く。前はトランクに載せていたけど、トランクでは閉所恐怖症も伴って、1キロも走ってないのにげろげろやる。それで、ここ数回車に乗せるたびに助手席に載せて、頭をなでてやったら、なんとなく吐くのを防げるようだ、ということがわかってきた。気のせいかもしれないけど。

 家族で出かけるときには、たいていJPが運転するが、ボボが助手席に乗るとなったら、やっぱりジャンケンだ。一回目は「自分が助手席に乗ったらボボの場所がないから」などと言われてあっさり引き下がったけれども、足下にゲロやられてからは、やっぱりジャンケンにしてもらうことにした。

 今回は、「森に行く」というのも、「ボボ同伴」というのもJPの提案だったので、文句なしで私が運転席を獲得した。ボボはご主人様に頭をなでられて、よだれの量も心なしか少ないような?

 森に着くと、基本的にはボボは放し飼いだ。
 でも先週来た時にどんどん勝手に先に行ってしまい、けもの道を谷の方に降りてしまったという前科がある。

 「ボボーこっち来いー」と叫ぶとこだまのせいで、どうやら私たちが向こうの山にいると思ったらしい。JPは、女こどもを森の真ん中に置き去りにして、けもの道を降りて行ってしまった。日が暮れ始めて、一時はどうしようかと不安におののいた。JPという人は黙っていていきなり倒れたりする前科も持っているし、ボボは森で行方不明になって、真っ赤な他人(わたし)に拾われたという過去がある。

 谷の下の道を歩いている人に向かって、「オーイ。オーイ」と叫んだら、こだまが跳ね返る方角をいろいろ見回して、山の斜面に座り込んでいる私たちをとらえた。
「犬と40歳ぐらいの男性見ませんでしたかああー?」こだましている。
「その人なら無事に谷を降りて、犬を捕まえてましたよおおお」
谷を降りて、上ってくるかもしれないJPとすれ違うか、駐車場に向かって、谷の底から戻ってくるかもしれないボボを待つか。。。悩みに悩んだ。子供たちはおやつを食べ尽くして、寒がっている。

 駐車場に向かって歩き始めたら、谷の底から口笛が聞こえた。JPがボボをつないで手を振っていた。ノエミが「駐車場まで競争だよー」とこだまを飛ばした。めでたし、めでたしだった。

 さて、今週はお天気もとってもよいので、お散歩の人が多かった。すれ違う人があっちに猟銃を持った人がいるから気をつけてね」と言った。先週から狩猟解禁。そこへ子鹿が走り去って行った。目の前3メートルぐらいのところを、ダダーと走って行った。「あれよ」という間だった。

 セップ茸はもうあまりなくて、今回はちょっとトランペットの形をした黄色いジロル茸を、10個ぐらい採った。
 夜炒めて食べた。おいしかったー。

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