2006/07/17

点字の本

 ちょっと宣伝すると、2004年の夏に、はじめて『サトウキビ畑のカニア』という翻訳の本を出した。親戚や友人知人が、沢山買ってくれて第二版までできた。印刷されたのは全部で6200冊ぐらい。子供の本だ。まだ残ってますのでよろしく。
 
 インターネットで《売り切れ》という文字が見れないものかねえ。。。と思って、検索していたら、某《視覚障害者福祉センター》というところで、『サトウキビ畑のカニア、点訳本』というのを発見した!!

 点字に訳されているとは、それは知らなかった。ぜひ触れてみたいものだと思った。
挿絵はやっぱりないんだろうか?あの本は、ぜひ、内海さんの絵も見て欲しいのだけど。
目に見えない子どもたちって、どのぐらいいるんだろうか?本好きな子は多いのだろうか?ほかにもっとどんな本を読むんだろうか?興味津々、興奮気味で福祉センターにメールを書く。
 
 手に入れたいと思って、知り合いの本屋さん(ヒントブックス、トップページにリンクあります)に問い合わせた。
 点訳の本は取り扱っていないとのことだった。
ただ、ヒントさんがびっくりしていたのは、わたしがその点字の本の出版について、何も知らされていなかったことだ。何ごとにも《著作権》があって、法律に守られている。
 この件については、調べてみるつもり。でも、点字出版というのはボランティアでやっている人も多いし、わたしたちの本が目の見えない人にまで読んでもらえるなんて、こんなにうれしいことはない。とりあえず、原作者のピッションさんと、挿絵の内海さんに相談しなければならない。

 この頃DVDや音楽CDをインターネットでコピーする人が増えていて、罰金をたくさん払わされている人もいる。インターネットで漫画や小説も読めるから、出版業界も大変だ。点字を勉強して、海外書物の点字翻訳出版業界に進出しようかねえ、と、ふと思った。

 その前に、自分の新しい翻訳の本を出したいところなんだけどねえ。
《ま》くんにも買ってもらわないといけないし(売ってもらうほう?)
日々、何かと努力はしております。そのうちねー。

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