2006/06/06

絵描き歌

   歌いながら、お絵描きをした少女時代がある。 

たしか「6月6日に 雨ザーザー降って来て」という歌詞もあった。

 とおい昔、6月6日生まれの少年が好きで、毎年毎年、6月6日が近づくと緊張してプレゼントを選び、6月6日の放課後が来るたびにふられていた。いまも日本語の教室で、絵描き歌を歌いながら、いつも「6月6日という日付けは、一生忘れられない」と思う。少年の顔は忘れた。

 今年はタイミングよく、大きくなったその少年から『同窓会の報告』がきた。彼が企画した同窓会は、8人しか集まらなかったという悲しい結果とともに報告された。がっかりしている様子だったので、なぐさめの言葉の代わりに「お誕生日おめでとう」とメールを書いた。

 「覚えていてくれたんだね!」という感動の言葉ぐらいあったらかわいかったのに、当然覚えていただろう的な返事だったのでむっとした。

これだから梅雨どき生まれの男は。。。

 教室ではよく、こんな絵描き歌も歌っている。

「てーる子さんにつーる子さん、ハチミツ飲んで叱られて、ヘーキでヘーキで、のんきでのんきで、試験は0点、縦タテ横ヨコ、丸描いてちょん、縦タテ横ヨコ、丸描いてちょん」

 これを考えた人は天才だと思う。

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