2006/05/06

来ないでというが、行ってやります!!

 JPの両親の家に預けっぱなしだった子どもたちを、そろそろ迎えに行かねば、学校が始まってしまう。電話してゾエに「明日迎えに行くよ」と言ったら、「いやー、来ないでー」と叫ばれてしまった。電話まで切られてしまった。なんて奴。

 車で2時間半ぐらい掛かるし、家の片付けも残っているから、本当は私だって行きたくないのよー。
ボボもいるしねえ。

 ボボは、土曜日の朝、JPがはるか彼方まで散歩に連れて行き、へとへとに疲れきって戻って来たところへ、山盛りの乾燥ペットフードを放り込まれた。さっき、大好きな犬まんまをいただいたばかりだから、山盛りのペットフードには見向きもしないで、小屋の奥に入ってしまった。
 これならば土曜日の夕食と、日曜日の朝食は、どうにかなりそう。日曜日の午後帰って来る。
天気予報によれば、雷を伴う大雨だそうなので、ボボはきっと小屋から出て来もしないだろう。

 さて、一泊二日の里帰りである。

 地中海まで車で30分ぐらいのところなのに、お庭いっぱいのプールがある。プールの水は26度ぐらいで、まだ冷たいのだが、子どもたちとJPは、プールのお掃除と称して水遊びをした。
私は太陽にはもううんざりするぐらい当たって、この若さでしみそばかすだらけなので、プールは大嫌いだ。木陰で『子供の本とは』という小冊子を読んだ。

 夕方、昔ダニエル一家が住んでいた、古くて大きな家に行った。わけあって、この家を手放すことになったのだが、すでに7年間も、物置き状態だ。家を売りに出す前に、中の家財道具も処分しなければならないから、居るものがあったら持って行きなさいと言われて、ちょっと訪ねてみることにした。

 私たちの結婚式のパーティーをした、思い出の詰まった家だ。JPが船に乗っている時には、ノエミを連れて、ここへ《里帰り》をしたのだ。家の引き出しや、扉の後ろに何があるか、隅々までよく知った家だった。今は物の場所が変わったり、傾いていたり、埃だらけだったり、なくなっていたり。。。ずいぶん淋しくなってしまった。

 小さな家具をいくつか《予約》して、台所用品を少しもらった。
JPの部屋から私のラブレターや、JPの子供のころの写真や、ダニエル家の子どもたちが遊んだおもちゃが出て来て、段ボール箱に詰めて戻って来た。

 子どもたちは大喜びで、パパやおじちゃんたちが親しんだおもちゃで、なかよく遊んでいる。 

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