2006/05/28

休みが連なる

 24日は水曜日でいつも通り学校はお休み。

25日はキリスト昇天の記念日だとかで、信者でもないのに祝日だから、休み。

26日は金曜日だけど、休み。4月と5月の始めに振り分けて、普段休みの水曜日に半日出たので、そこで溜めてあったお休みを丸一日分にして、何でもない普通の日なんだけど、休みになった。

27日は土曜日だから休み、でも朝はヴァイオリンのレッスンがあった。

28日は日曜日だから、ユダヤ人じゃあなくたって、お休み。

 JPなんか、5月は12日も休んでいる。こんなことでちゃあんとお給料がもらえるんだろうか。

勝手にずる休みしたのではなくて、役所がお休みなんだから、行っても閉まっているのだし。

 大したことは何も。。。あ、そうそう、27日は馬車のコンクールがあったので、JPの同僚の家族といっしょに馬を見に行った。暑くて死ぬかと思った。

 それから、28日はフランスでは母の日だった。

 JPとノエミがサクランボウ入りのケーキを作ってくれた。

JPからはアフリカの音楽のCDと、ノエミからは、カマルグ湿地帯の特製壁掛けをプレゼントされた。ゾエは学校で作らされたポプリを持って帰り、ずっと私の目の届くところに隠してあったが、母の日が来たら、それを自分の目の高さまで降ろし届けに来て、幼稚園で覚えさせられた『母に捧げるポエム』を暗唱してくれた。

 プティ・ビズー(小さなキッス)というポエム。

 で、ほかには何をやっていたかというとじっとして過ごした。

日本に向かって手を合わせていた。いろんな人にメールを書いていた。

たくさんの人と、思い出を語って、生死について考え合った。

 お天気がいいのでノエミとゾエとJPは、せっせと自転車の練習に励み、私は昼は庭仕事などをして、夜は剣道に励んだ。

「あ」さんの置き土産の『太宰治』を読んだ。面白い作品もいくつかあって、新しい発見だった。

『文学アルバム』という本で、太宰治というペンネームで本を書いていた『修治さん』という人の歴史についてちょっと読んでから、彼の全集の作品をいくつか読んでみた。彼の人生や環境や、人間関係が、作品にもよおく現れているのがわかって、けっこう面白いのもあり、また、お先真っ暗になりそうな作品もあり、辛くなったり、腹を抱えて大笑いのもあったりして、人の人生というのは不思議よのお、と思った。

 JPが中庭にロープと板切れで作った、ブランコをぶら下げてくれた。

ノエミはブランコばっかりやっている。

先週は縄跳びばっかりやってけっこううるさかったので、ブランコになってちょっとほっとしている。子供の目を盗んで、私もブランコに揺られている。

ふふふ

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