2006/02/10

パリ伝統美展

2006年02月10日
パリ伝統美展
 トゥーロンに住んでいる日本人の友達から「南日本新聞見た?」とメールが来た。いやあー「朝日コム」はたまーに読んでますけど、「南日本新聞」まで、インターネットで読めるとは、考えてもいなかった。この時代新聞もインターネットで読んでしまえる。カラフルだし、音が出て映像が動いたりもするので、とっても便利だ。今や「新聞配達の少年」なんて、存在しなくなってしまったのだろうか?

 「誰でもテレビを持ってる時代」だが、私は東京で一人暮らしをしていた時に、始めの頃テレビがなかった。だから、ラジオの周波数を合わせて、テレビの番組を「聴いていた」。
 一度夕方遅くに「NHKの集金の人」が来て、インターフォンで「受信料を払ってください」と言われたので、「テレビがないんですけど」と言ったら、インターフォンのバックでテレビのクイズ番組が派手に聞こえていたので、集金の人にひどく叱られてしまった。

 「新聞配達の少年」と「受信料の集金の人」はとっても日本らしい、そして、懐かしい存在なので、なくなって欲しくないなあ、と思いながら「南日本新聞」を読みに行ってみた。

 「パリで薩摩焼の展示会が開かれる」と書いてあった。それで、「何かお手伝いはできませんか?」と鹿児島県陶業協同組合にメールを書いてみた。そうしたらすぐに返事が来て、係は県庁の観光課で「金曜日に会議がありますよ」と教えていただいたのだが、そのメールを受け取ってから時計を見たら「会議は終わりましたよ」の時間になっていた。フランスよりも日本のほうが8時間時間が進んでいる。

 「薩摩焼フランス伝統美展」フランスでも薩摩焼がうけるだろうか。通訳に雇ってもらえないだろうか。フランス語と鹿児島弁の通訳ってけっこう珍しいと思う。

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